【推定理由1】 

検診て意味があるの?私は、子供も生んでいるし、親戚には乳がんになった人もいないし、私が乳がんになることはないわ.・・・・と思っている人.

【医療従事者側から視たコメント】

一般的に出産歴がある人、親族に乳がんがいない人ほどリスクは低いとは言えるかも知れませんが、実際には、子供を2人以上産んで、家族にも乳がん歴がないのに、なんで私が乳がんになったの?と言う方は、少なくありません.小、中、高生、大学生の子供をもって、家庭での母親の役割を担いながら乳がん治療を受けておられる方がいるように・・・・.

検診は間違いなく乳がんによる死亡数を減少させます.

下図は英国、米国、日本の乳がん、子宮がん検診受診率を表したものです.イギリス、アメリカでは60%以上の受診率です.

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マンモグラフィ検診を1990年代にはすでに導入し、受診率も50%以上あるイギリス、アメリカ、カナダでは乳がんによる死亡数は年々減少しています.これは、進行乳がんに対する治療が進んだというよりも、早期乳がんで発見し治療を行っていることによるためです.日本はまだ、乳がんによる死亡数が年間1万2000人ほどおられ、今も年々増加しております.検診の普及が50%を越える時代がくれば、明らかに乳がんで死亡する人は減少していくことが、諸外国のデータで証明されています.いかに治療が進歩しても、早期発見、早期治療に勝るものはありません.

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30代以上の方は、70代の方も、(80代の方も、90代の方も、100歳の方も??)検診を受けて先進国並みの50%台を目指しましょう. by 厚生省より??

ちなみに、厚生省から乳がん検診のクーポン券が下記の生年月日の方に今年も6月、7月に郵送されます.

40歳 昭和44(1969)年4月2日~昭和45(1970)年4月1日
45歳 昭和39(1964)年4月2日~昭和40(1965)年4月1日
50歳 昭和34(1959)年4月2日~昭和35(1960)年4月1日
55歳 昭和29(1954)年4月2日~昭和30(1955)年4月1日
60歳 昭和24(1949)年4月2日~昭和25(1950)年4月1日

ちなみに65歳、70歳はいいのでしょうか??  この年代も結構いるんですけど・・・.

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# by teamnyuusen | 2010-06-03 12:38 | 乳腺外科医
小笠原クリニック外来プラザで乳腺外来を1年前から行っております小宮です.
突然、外来プラザでプログを書くことになってしまいました・・・.

新しく赴任された整形外科じゃなくて形成外科の横山先生がプログをオープンされてから、乳腺チームでも情報を発信をしようと、女性技師より強い希望があり、いつの間にかプログが開設されていました.
あまり、ネットは得意ではありませんが、努力して記載していきたいと思います.


今日のテーマ:“いつから検診すればいいの?“

検診を行っていますと、ときどき “もう70歳だから検診はしなくてもいいですよね?”とか、“娘も20歳から検診したほうがいいのでしょうか?“と聞かれたことが何度かありました.
どの年代がどれくらい乳がんに罹患しているのか、少し古いデーターですが、年齢別乳がん罹患率を提示してみます.

このグラフの見方は、10万人あたりに何人の人が乳がんになったかを示したものです.
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20代前半は、10万人中数人しかいません.
その後次第に上昇し30代前半では15人前後、30代後半には40人前後、40代後半でピークになり130人前後に増えます.
その後徐々に減少しますが70代後半まで100人前後の発症が見られています.
70代の乳がんも結構おられます.
”70歳をすぎたらもう乳がん検診はいいわ”と言われる方がいますが、40代前半と同じ罹患率ですので、自分は大丈夫と思わず、しっかり検診を受けましょう.

これは2001年のデータですので、現在は更に罹患率は上昇しています.

ちなみに、20代は費用対効果と言う意味では、罹患率が少ないため検診はお勧めされていませんが、しこり、痛みなどの自覚症状があるときには受診しましょう.30代は、マンモグラフィ検診の対象外になっておりますが、罹患率は決して少なくありませんので保険診療での検診をお勧め致します.

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# by teamnyuusen | 2010-06-01 13:19 | 乳腺外科医
只今準備中です。。。





お楽しみに♪( ´▽`)
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# by teamnyuusen | 2010-05-28 20:14 | マンモ技師